WordPressの「パーマリンク設定」で迷っていませんか?
SEOに強いサイトを作りたいなら、まず見直すべきは「URLの設計」です。
特にWordPressでは、最初にパーマリンクをどう設定するかが、後々の運営に大きな影響を与えます。
「どの設定がSEO的にベストなのか?」「将来的なトラブルを避けるには?」──この記事では、SEOマーケターとしての実体験を交えつつ、パーマリンクのおすすめ設定と注意点を徹底的に解説します。
後悔しないためにも、ぜひこの記事で正しい判断材料を手に入れてください。
パーマリンクとは?SEOへの影響はある?

WordPressにおける「パーマリンク」とは、各ページに割り当てられるURLの構造のことです。
例)https://example.com/sample-post/
このURLの形がSEOにどんな影響を与えるか、正しく理解しておきましょう。
パーマリンクは検索エンジンに「ページの内容を伝える要素」にもなるため、適切に設計すればSEO効果が期待できます。
パーマリンク設定の選択肢一覧
WordPressの設定画面では以下の6種類が選べます。
- 基本→○○.com/?p=123
- 日付と投稿名→○○.com/2021/05/23/sample-post/
- 月と投稿名→○○.com/2021/05/sample-post/
- 数字ベース→○○.com/archives/123
- 投稿名→○○.com/sample-post/
- カスタム構造→項目を組み合わせて自分の好きな設定にできる。
ちなみに、
カスタム構造で選択できる選択肢は以下です。
- %year%:年
- %monthnum%:月
- %day%:日
- %hour%:時間(時)
- %minute%:時間(分)
- %second%::時間(秒)
- %post_id%:記事ID
- %postname%:タイトル
- %category%:カテゴリー
- %author%:ユーザー名
SEOの観点でのオススメは「投稿名」

最もシンプルかつ意味がわかりやすい構造は「投稿名」です。
理由:
- URLだけで記事内容がなんとなくわかる
- SNSなどでシェアしやすい
- 長すぎないのでアドレスバー入力もラク
- 日本語URLの文字化けリスクも回避できる(※スラッグは英語で手動入力する)
例)https://example.com/permalink-settings
カスタム構造の「カテゴリー+投稿名」は後悔の可能性あり
ちなみに、このブログは「カテゴリー+投稿名」にしていますが、正直、後悔しています。
理由:
- カテゴリー変更がURL変更につながるため慎重な設計が必要
- キーワードスタッフィング(URLにキーワード詰め込みすぎ)と判断されるリスク
例)https://animal.com/animal/animal/
←キーワード過多でSEO的にマイナスの可能性
SEOアルゴリズムは日々進化しています。
「今は平気でも、将来的にはリスクになるかも」という視点も大事です。
日本語URLは非推奨、その理由は?

WordPressでは記事タイトルが日本語のままだと、そのままスラッグになります。
例)https://example.com/パーマリンク設定について
このままコピーしてSNSなどに貼りつけると、
https://example.com/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF...
のように文字化けします。
これは可読性・視認性・クリック率が下がる原因になってしまいます。
対処法:
→ パーマリンクは投稿ごとに英単語でスラッグを設定しましょう。 例:「パーマリンクの設定方法」→/permalink-settings
まとめ:パーマリンク設定は「投稿名」がベスト
- SEO観点でも、ユーザー視点でも「投稿名」がおすすめ
- カスタム構造は柔軟だけど、運用リスクもある
- 日本語URLは避けて、英語スラッグで運用
最初の設定を間違えると、後々取り返しがつかなくなります。
いろいろな意見や経験談を参考にしつつ、納得のいく形を選んでください。