生成AIで消えるライター、生き残るライター【発注者目線】

この記事を書いた人:青山
Web制作エンジニアマーケター(広告・SEO・アクセス計測・改善提案)・ライター
  • クリニック・金融・ECなど、様々な業種のSEO運用
  • D2C販売/リード獲得(Google/Meta広告など、幅広い媒体の取り扱い実績あり)
  • サイトの立ち上げディレクション〜コーディングまで対応
  • 自社メディア複数立ち上げ・Kindle出版
  • 企業メディアの運営支援、ライティング
  • 100社以上の計測・分析と改善提案
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「もうAIの記事で十分じゃん。人間のライターっていらなくない?」

もし、そんな言葉に焦りを感じたなら、ぜひ読んでみてください。

私自身、ライターに仕事を依頼する立場で日々感じていることがあります。

「この人には、これからも書いてもらいたい」
「この人はもう、AIで代替できるかもな」

この違いは、かなりハッキリしています。
今後ライターとして生き残っていくために、何が必要か?

発注する側からのリアルな視点で、お伝えします。

目次

なぜ今「ライター不要論」がささやかれるのか

ほんの数年前なら、企業やメディアが記事を作る際の第一選択肢はライターへの外注でした。

実際、クラウドソーシングやライター募集の求人は溢れており、「とりあえず記事は人に頼むもの」という認識が定着していたと思います。

それが今では、ChatGPTやGeminiなどに置き換わりつつあります。

生成AIが登場したばかりの頃は、「外部に出せるような記事のクオリティは無理」というのが大方の見方でした。

でも実際には、プロンプトを工夫すれば、生成AIの記事は人間が書く記事以上のクオリティを出せます。また、SEOにも強い記事が書けます。

とくに、ノウハウ系の記事は生成AIが得意とするところで、5分もあれば一定のクオリティの記事ができます。

その結果として、「ライター不要論」や「人間に依頼する意味ある?」という疑問が、発注者側から実際に出てくるようになっているのです。

発注者が「この人に依頼したい」と思うライターの条件

生成AIの登場にによって、
単純なノウハウ系の記事については、
人間が書く意味がなくなりました。

実際、私はノウハウ系の記事を依頼することはないです。

でも依然として、ライターに依頼したい仕事は存在します。

では、どのようなライターであれば、
今後も仕事を獲得できるのでしょうか?

私は考えはこうです。

  • 経験や体験を言語化するライティング力がある
  • 資格や専門知識を持っている(例:薬剤師・宅建士・FPなど)
  • インタビュー・取材記事が書ける
  • 「質問力」や「読解力」がある

要するに、生成AIが苦手とすることをできるライターが生き残るということです。

生成AIが書く文章は論理的ですが、一方で、体験談は空想です。

「仕事で失敗した時の恥ずかしさ」や「告白して振られた時の世界が終わった感じ」

読者がリアル感を感じたり、心を動かされたりするのは、人間のリアルな体験談です。

でも生成AIにはそれができません。そして人間にはそれができます。

そういう経験や体験を文章に昇華できるライターは、今後も必要とされます。

生成AIに置き換えられるライターの特徴

逆に、生成AIが得意とすることしかできないライターは、将来性が危ういです。

AIは日々進化しています。
ライティングについても、今後ますますレベルが上がっていくのは間違いないです。

では、どんなライターが代替されやすいのでしょうか?

  • SEOテンプレート通りの文章しか書けない
  • 1次情報がなく、調べた内容の焼き直ししかできない
  • フィードバックへの対応力が乏しい

正直、普段の仕事の中でも、生成AIに頼んだ方が早いし、安いし、クオリティが高いと思う場面はあります。

「安価に、大量に、そこそこ読める文章を作る」
この点において、AIはすでに人間を超えています。

だからこそ、ライター自身が「AIにできない価値」を持っているかどうかが問われる時代になったのです。

生き残るライターが今からやっておくべきこと

今回の記事は、発注者目線でライターの今後について書いていますが、私自身、企業のメディア記事を執筆するライターの仕事もしています。

私がライターとして生き残っていくために、
意識してやっているのは次のようなことです。

1. 専門性の明文化(資格、実務経験、独自視点)

自分の専門性をハッキリさせておくことが大事です。

たとえば以下のようなものがあるなら、しっかり記載しましょう。

  • 保有資格(宅建士・FP・管理栄養士など)
  • 実務経験(元薬剤師・元営業・元人事など)
  • 業界特有の視点や課題感

「誰が書いたのか」が重視される今、経験や資格のあるライターは圧倒的に有利です。

2. 体験の言語化トレーニング

人間のライターの強みは、「リアルな経験談」を書けることです。

ただし、「体験」はあるだけでは意味がなく、読者が共感できる形に落とし込む技術が必要です。

そのために、私は日頃から、自身のブログなどで体験したこと、見たもの、聞いたことなどを言語化するトレーニングをしています。

ただ、実際のライティング案件では、テーマが指定されており、自分の体験をそのまま書ける場面は多くありません。

そこで重要になるのは、
抽象と具体を行き来する力です。

たとえば、「職場の人間関係に悩んでいた経験」を抽象化すれば、「人との距離感に悩むことは誰にでもある」という普遍的なテーマになります。
そこから、「在宅ワークで感じた孤独」や「マッチングアプリの温度差」の話にも、展開できるようになります。

このようにして、自分の体験をいろんなテーマに橋渡しできるようになると、ライターとしての価値は一気に高まります。

AIが書けない人間らしさを、どう表現するか。
ここが生き残りのカギになります。

3. 「AIとの住み分け」を意識した執筆方針の確立

「このテーマはAIで十分」
「このテーマは人間にしか書けない」

この線引きを、自分の中で意識しておくことも重要です。

「AIはライターの仕事を奪う」と言われていますが、AIはライターの敵ではありません。

むしろ、共に戦うべき仲間です。

  • タイトルや見出し案のブレスト
  • 薬事チェックをしてもらう
  • 誤字・脱字のチェックをしてもらう
  • 専門知識が必要な内容を書いてもらう

そして、人間にしかできない部分を、
私たちが担当すれば良いのです。

このように役割分担を意識することで、記事のクオリティは上がりますし、作業時間も大幅に短縮されます。

AIは敵視するべき対象ではありません。むしろ最大の武器だと思って積極的に活かしていきましょう。

まとめ:AI時代における「選ばれるライター」とは

生成AIの普及によって、ライターの置かれる環境は大きく変わりました。

その結果「ライターの仕事はなくなる」と感じている人たちもいます。

でも見方を変えれば、チャンスと捉えることも可能です。

人間にしかできないことを意識しつつ、生成AIを味方として活用する。これからのライターに必要なのは、ただ記事を書くことではなく、人間にしか書けない記事を書くことです。

  • 代替可能な領域をAIに任せることは避けられない
  • だからこそ、「自分にしか書けないこと」を書ける人が強い
  • 発注者が求めるのは、AIにはないリアルな体験や感情を文章に落とし込める人
項目ライター生成AI(ChatGPT等)
執筆スピード数日〜数分
構成・文章力経験値に左右される安定して高い構成力
専門性・一次情報実体験や取材に基づく情報が書ける実体験は書けない(あくまで推測)
SEO対策ライターによって差が大きい設定次第でSEO的に最適化可能
独自視点/感情表現著者の価値観や視点が反映される論理的で客観的だが、個性は薄い
対応コスト連絡・修正・納期などに工数がかかるすぐに生成、修正も即時対応できる
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