ロリポップでDNSレコードを設定できないときの対処法【Xドメイン・ムームードメイン】

この記事を書いた人:青山
Web制作エンジニアマーケター(広告・SEO・アクセス計測・改善提案)・ライター
  • クリニック・金融・ECなど、様々な業種のSEO運用
  • D2C販売/リード獲得(Google/Meta広告など、幅広い媒体の取り扱い実績あり)
  • サイトの立ち上げディレクション〜コーディングまで対応
  • 自社メディア複数立ち上げ・Kindle出版
  • 企業メディアの運営支援、ライティング
  • 100社以上の計測・分析と改善提案
学ぶだけで終わらせない。実務で成果に変える学びをメルマガで配信中。

サイトを運用していると、

  • レコードを追加したい
  • 編集したい

といった場面が出てくると思います。

ただ、契約しているドメインやサーバーによっては、簡単に編集できないケースもあります。

ロリポップの場合、ロリポップDNSを使用していると、レコードの編集ができない仕様になっています。

この記事では、私自身がレコード編集を行おうとした際に実際に経験した内容をもとに、ロリポップDNSを使用している場合にどうレコード編集すれば良いかを解説していきます。

目次

ロリポップDNSの場合、レコード編集はできない

結論から言うと、ロリポップDNSを使用している場合、レコードの編集はできません。

「ロリポップのDNS」はお客様任意のレコード情報を設定することができません。

以下の「ロリポップのDNS(ネームサーバー)」を利用している場合は、お客様任意のレコード情報を設定することができません。ロリポップを利用するために必要なレコードが自動で設定されております。

https://support.lolipop.jp/hc/ja/articles/4403084397203-%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AEDNS%E3%81%A7%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%92%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B

上記、公式記載のものです。

つまり、ロリポップのネームサーバーを使っている限りは、TXTやCNAME、MXレコードなどを自由に追加することはできないということです。

DNSレコードを編集したい場合は「ドメインを管理しているサービス側」で設定を行う必要があります。

代表的なケースと解決方法

  • ドメインをどこで取得しているか
  • レコード編集権がどこになるのか

など、ケースごとに異なる部分はあります。

状況ネームサーバーできること対処方法
ロリポップDNS利用中uns01.lolipop.jp / uns02.lolipop.jp任意レコードの追加不可ムームーDNSや、使用中のドメインに切り替える
ムームーDNS利用中ns1.muumuu-domain.com など任意レコードの追加可(A/MX/TXTなど)「カスタム設定」でレコードを追加(SPFは手動でTXT入力が必要)
Xドメイン利用中ns1.xserver.jp など任意レコードの追加可管理画面からA/TXT/MXレコードを編集。AはロリポップのIPへ向ける

下記、Xドメインのケースは、
私が実際に経験したケースです。

Xドメインでドメインを取得している場合

  • ドメイン管理:Xドメイン
  • サーバー:ロリポップ

Xドメインの管理画面を開くと、「ここではDNS設定はできません」と表示されます。

理由としては、ネームサーバーがロリポップになっていたためです。

ただ、ロリポップにはDNSレコードの設定画面がないので、Xドメイン内でレコード編集ができるようにする必要があります。

上記は、「ネームサーバー設定」というメニュー項目内にありますが、ここがその他のサービス(ロリポップDNSなど)になっていると、Xドメイン内でレコード設定ができません。

そのため、ネームサーバーをXドメインに戻す必要があります。

実際の設定例(Benchmark Email の場合)

私はBenchmark Emailの使用のためにレコード編集をしたので、その場合のケースを載せておきます。

【設定するもの】

  • Aレコード:ロリポップのサーバーIPを指定
  • TXTレコード:SPF/DKIM/DMARC を入力
  • CNAMEレコード:必要な場合に追加

とりあえずは、Aレコードさえ設定しておけば、サイトはちゃんと表示されます。

Benchmark Emailについての詳細は下記記事からどうぞ。

あわせて読みたい
Benchmark Emailが届かない?迷惑メール対策とドメイン認証ガイド Benchmark Emailからのオプトイン確認メールが届かない せっかく登録フォームを設置したのに、リストに反映されない やっと届いたと思ったら迷惑メールに入っていた 上...

手順

  1. Aレコード用にロリポップのサーバーIPを調べる
  2. ドメイン適用先サービスをXドメインに変更して保存
  3. AレコードにロリポップのサーバーIPを入力
  • ※Aレコードを間違えるとサイトが表示されなくなるので、要注意です。
  • ※変更後反映まで数時間〜程度サイトが表示されなくなる可能性があります。実際の仕事の現場では深夜や早朝など、アクセスの少ない時間に作業するケースが多いです。

DNSレコード設定の画面で、
調べたサーバーIPを入力します。

ちなみに、ロリポップのサーバーIPは、サーバーのコントロールパネルにはなさそうで、自分のロリポップドメインから調べる必要がありそうです。

  1. ロリポップ!のユーザー専用ページにログイン
  2. メニューから 「ユーザー設定」 → 「アカウント情報」 を開く
  3. 「ロリポップ!のドメイン」(例:xxxxxx.lolipop.jp のようなもの)が記載されているので、それをメモまたはコピーしておきます。

コピーしたロリポップ!のドメイン名を使って、次のどちらかの方法でIPアドレスを取得します。

【方法 A:Webツールを使う】

利用できるツール例:

  • CMAN(ドメイン/IPアドレス検索)
  • SEOチェキ!などの「サーバ・ドメイン調査」ツール

手順:

  • コピーした「ロリポップのドメイン名」を入力(http:// や最後のスラッシュ / は不要)
  • Aレコード または「サーバ・ドメイン情報」「ホスト名」などの結果を確認する
  • 表示されるIPアドレスがロリポップのWebサーバーのIPの一つです。

【方法 B:コマンドラインで nslookup / dig を使う】

もしPCにコマンドプロンプト(Windows)やターミナル(macOS / Linux)が使えるなら、以下のような手順でも取得できます。

nslookup [ロリポップのドメイン名]

ムームードメイン+ムームーDNSの場合

もしドメインをムームードメインで取得し、ネームサーバーを ムームーDNS にしている場合は、管理画面から直接レコード編集が可能です。

設定手順

  1. ムームードメインのコントロールパネルにログイン
  2. 「ドメイン操作」→「ムームーDNS」へ進む
  3. 対象ドメインを選択し「カスタム設定」をクリック
  4. 「設定2」から Aレコード / MX / TXT(SPF/DKIM/DMARC) を入力

注意点

  • TTLは3600秒固定(変更不可)
  • TXTレコードは「on」で始まる値は入力できない制約あり
  • ネームサーバーがムームーDNS以外になっている場合は、事前に切り替えが必要

同じペパボ系列でも「ロリポップのDNS」では編集不可、「ムームーDNS」なら可能という違いを覚えておきましょう。

どんな場面でDNS設定が必要になる?

  • Googleサーチコンソールでドメイン所有権を確認する(TXTレコード)
  • メールをGoogle Workspaceや外部サーバーで使いたい(MX/SPF)
  • Benchmark EmailやMailchimpなどメール配信サービスでドメイン認証したい(SPF/DKIM/DMARC)
  • SSL証明書の発行にTXTレコードが必要

こうした場面に必ず登場するのがDNS設定です。

まとめ

ロリポップでDNSレコードを編集できない理由は、ネームサーバーが「ロリポップDNS」に向けられているためです。

この場合、TXT・CNAME・MXといったレコードを追加することができません。

DNSレコードを編集したい場合は、ドメインを管理しているサービス側(Xドメインやムームードメインなど)で設定を行う必要があります。

ただ、ロリポップDNSに設定されている場合には、Aレコードのみロリポップに向けて、その他はドメイン側で管理できるようにする必要があります。

今回のポイントを整理すると以下の通りです。

  • ロリポップDNSではユーザー任意のレコード編集は不可
  • Xドメインやムームードメインなど、ドメイン管理サービス側に切り替えれば編集可能
  • AレコードにロリポップのIPを設定すればサイト表示は維持できる
  • メルマガなどを配信している場合には、SPF/DKIM/DMARCなどのメール認証レコードは、メール到達率の改善に必須

「ロリポップDNSでは編集できない」仕様を理解し、ドメイン管理元のサービスで正しく設定することが重要です。

レコード関係はややこしく感じるかもしれませんが、やるべきことはシンプルです。慎重に確認しつつ、設定を進めていきましょう。

学ぶだけで終わらせない。実務で成果に変えるメルマガ
明日から使えるコーディング、ディレクション、広告・SEO・など、
実務ベースのノウハウをお届けします。
メルマガ詳細を見る
もしよろしければシェアお願いいたします。
目次