Webクリエイター能力認定試験エキスパートは取るべき?メリットを採用側の視点で解説

この記事を書いた人:青山
Web制作エンジニアマーケター(広告・SEO・アクセス計測・改善提案)・ライター
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「Webクリエイター能力認定試験エキスパートって、取る価値あるの?🤔」

「実務で役に立つの?」「就職・転職で有利になる?🤔」

そんな疑問を持って、受験を迷っている方もいると思います。

私は現在Web業界で働いており、
採用面接の担当をする機会もあります。
そして私自身もこの資格の取得を予定しています。

資格の紹介だけをする記事なら世の中にいくらでもありますが、この記事では、採用側・実務者の視点で本当にメリットになる部分を正直に解説することを目的としています。

資格を取るかどうか迷っている方、
勉強への背中を押してほしい方にとって、
現場感のある情報になるはずです。

目次

Webクリエイター能力認定試験エキスパートとは?

Webクリエイター能力認定試験には2種類があります。

区分対象レベル
スタンダードHTML・CSSの基礎を理解
エキスパート実務レベルのWeb制作スキルを証明

エキスパート合格=即実務レベルに到達できる試験ではありませんが、Webデザインの基礎や、より実践的なHTML、CSSを学ぶことができます。

未経験者・独学者ほど、スキル証明としての価値が高い資格です。

採用側の視点:エキスパートの資格が評価される場面

私は採用面接で、ポートフォリオやスキルチェックを行うことがありますが、その際に資格欄は必ずチェックします。

① 学習を「客観的に」証明できる

独学の応募者で最も多い困りごとは、「本当にそのスキルがあるか判断できない」という採用側の悩みです。

口では何とでも言えるからです。
最近では、生成AIに職務経歴書やスキルシートを作成させる人もいるので、本来の姿からかけ離れているケースも存在します。

その点、資格は客観的な証明です。

資格があるからといって、スキルがあるとは言えませんが、少なくとも、その資格を取得するためにその勉強をしたという事実は確かです。

その意味で、エキスパート資格があると、「最低限の基礎スキルが担保されている」ことが一目で分かるため、評価がスムーズになります。

② 基礎が体系的に理解できている

現場でよくあるのは「できるけど理解していない」ケースです。

  • flexの挙動を説明できない
  • positionの優先度が曖昧
  • セマンティックHTMLの概念が曖昧
  • CSS設計の思想がゼロ

こうした基礎不足は、実務でバグ・手戻りの原因になりやすいです。

例えば、音楽で例えると、ギターが上手くて、曲も作れるけど、音楽理論は理解していないという、ロックバンドのようなケースです。

こういったケースでも仕事はできますが、理論的な部分を疎かにすると、チームでの仕事がスムーズにいかなくなる可能性もあります。

そういった意味で、スキルとは別に最低限の体系的な知識は必要になります。

③ 志望度・やる気・継続力の証明になる

採用現場で重視されるのはスキルだけではありません。

  • 自走力
  • 学習習慣
  • 粘り強さ
  • 成長意欲

資格が評価されるのは、資格そのもの以上に、学習習慣や成長意欲の方です。

Web業界では、常に新しいスキルや情報をキャッチアップしていく必要に迫られます。

そのため、普段から学習習慣や成長意欲がある人が好印象を持たれやすいです。

資格取得という具体的な成果は、これらを非常に強く印象づけてくれます。

「スキル証明+人柄評価」という2つの視点でポジティブな材料になります。

実務者としての視点:資格のメリット

私はある程度長くWeb業界にいるので、資格そのものを取得するメリットは未経験の方よりも多くありません。

それでも、改めて勉強することには意味があります。

基礎が固まる

私自身、完璧にコードを覚えているわけではないので、まだ知らないことがたくさんあります。

参考書を読んでいても、知らなかったということが意外にたくさんあります。

そういう意味で、改めて基礎を勉強し直すことには意味があります。

案件獲得・副業で信頼の材料になる

  • クラウドソーシング
  • ポートフォリオ
  • 名刺 / SNS / プロフィール

「資格」という客観的な証拠は、最初の信頼獲得に効果があります。

新規営業の場面でも、採用と同様に相手は「この人は本当にスキルがあるのか?」という不安を抱きます。

だから資格など、客観的に証明できる何かがあると、信頼性の獲得につながります。

一方で「万能ではない」部分も正直に話します

資格は強力な武器ですが、

  • 資格を持っているから採用
  • 資格があれば仕事が取れる

というわけではありません。

採用で最も重視されるのは、

評価項目実際の優先度
納期を守れる
コミュニケーション
ポートフォリオ
実務経験
資格△(補強材料として強い)

未経験者が2人いて、一人が資格を持っていて、もう一人が持っていないなら、持っている人が合格する可能性が少し高くなる可能性もあります。

でももしも、どちらか一方のポートフォリオがちゃんと作り込まれていて、もう片方がポートフォリオすら用意していない状態なら、ポートフォリオがある方が合格します。資格の有無は関係なくなります。

資格は、あくまでも扉を開きやすくする道具であり、決定打ではありません。

でも扉すら開かない人が多いからこそ、効果があるのも事実です。

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また、Webクリエイター能力認定試験の試験範囲は少し古いので、実務でそのまま使用できない部分も多いです。

例えば、Webクリエイター能力認定試験では横並びにする際に、floatを使用しますが、現在、新たに制作するサイトでfloatを使用するケースはほぼありません。

※既存サイトの改修の際にfloatを使用するケースもあるので、一応floatは使えた方がよい。

使用するのは、フレックスボックス(display:flex)や、グリッドレイアウト(display:grid)です。

そのため、実際に現場で活かすためには、追加の勉強が必要になります。

どんな人にエキスパート資格は向いている?

向いている人理由
未経験・独学客観的スキル証明が必要だから
実務経験が浅い基礎の再構築に役立つから
転職・就職を考えている書類選考で有利になるから
フリーランス初回契約での信頼材料になるから
教える立場になりたい体系立った知識を言語化できるから

とくに、未経験者や、フリーランス志望の方にはメリットが大きい資格です。

まとめ

  • エキスパート資格は、就職・転職でスキルや知識の客観的な証明になる
  • 未経験者・独学者ほど取得メリットが大きい
  • 実務の基礎整理にも役立つ
  • 資格だけで仕事は取れないが、信頼性の獲得に役立つ
  • 活用すれば自己ブランディングに繋がる

資格はゴールではなく、
あくまでも手段です。

これからWeb制作のキャリアを本気で積みたい方にとって、Webクリエイター能力認定試験エキスパートは確実にプラスになります。

あなたのキャリアがより良い方向に進むきっかけになれば幸いです。

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