スマートフォンが普及した現在、ユーザーは「カフェ」「〇〇駅 美容室」といった検索を日常的に行い、Googleマップでお店を探すようになっています。
つまり、Googleマップにおける上位表示=来店数に直結する時代になっています。
そこで注目されるのが MEO対策(Map Engine Optimization)です。
この記事では、MEO対策の基本から応用までを、現役でMEO対策の仕事をしている私が徹底解説します。
MEO対策とは?

MEOとは 「Map Engine Optimization」 の略で、Googleマップや検索結果に表示される地図情報で自店舗を上位表示させるための施策を指します。
【MEOとSEOの違い】
- SEO:検索エンジンで自社サイトを上位表示させる施策
- MEO:Googleマップ検索や検索結果の「ローカルパック」に表示される地図情報を最適化する施策
ローカルパックの3つの枠に表示されると非常に目立つため、ここに表示することができれば、大きな集客効果が期待できます。
日本における主要な地図サービス

MEOといえばまずGoogleマップのことを指すことが多いですが、競合するサービスとしてAppleマップやYahoo!プレイスも存在します。
Googleマップ
- 約90%以上の利用率
- ほとんどのユーザーがGoogleマップを通じて店舗情報にアクセスしていると考えても良いレベル。
Appleマップ
- iOSに標準搭載されており、一定の利用者は存在するが、日本ではGoogleマップに比べて精度や利便性がやや劣るとの声も多い。
- ただしiPhoneユーザーは多いため、完全に無視するのは危険。Apple Business Connectを使えば店舗登録が可能。※AppleIDが必要
Yahoo!プレイス(Yahoo!マップ)
- 国内ユーザーには馴染みがあり、地名や建物名の表記がわかりやすいという評価もある。
- Googleマップほどのシェアはないが、Yahoo! JAPANのサービス群と連携できる点は強み。
日本における地図サービスの中心は Googleマップです。ただAppleマップとYahoo!プレイスに登録しておくことで、より幅広いユーザー層にリーチ可能です。
最優先はGoogleビジネスプロフィールなので、まずはGoogleビジネスプロフィールの情報を埋め、同じ情報をAppleマップとYahoo!プレイスに使用すれば良いと思います。
MEO対策が店舗集客に必須な理由

基本的に店舗ビジネスの場合には、必須と考えた方が良いです。
飲食店や整体院など、ユーザーがマップや口コミを閲覧する可能性が高い業種の場合には、やるかどうかの問題ではなく、どうやるかを考えましょう。
- スマホ検索と「近くの◯◯」需要の増加
外出先での「近くのカフェ」「駅前 居酒屋」などの検索は日常的。特にモバイル検索の多くがGoogleマップを経由しています。 - ローカルパックの圧倒的な存在感
検索画面の最上部に地図と一緒に3店舗が表示され、クリック率が非常に高い。ここに載るかどうかで集客効果が大きく変わります。 - SEOより短期で効果が出やすい
SEOは上位表示まで数か月以上かかることもありますが、MEOは正しく取り組めば比較的短期間で成果が出やすいのが特徴です。
MEO対策の基本(初心者向け)
まずは最低限、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の最適化です。
- オーナー確認を行う
自分の店舗ページを管理するために必須。 - 正確な基本情報を入力
店舗名・住所・電話番号・営業時間を正確に。誤りやブレがあると信頼性を損ないます。 - カテゴリを適切に設定
「美容院」「居酒屋」「整体」など主要カテゴリを正しく選択。 - 支払い情報などの設定
以外に大事です(とくに海外のお客さんがいる場合)。 - 写真・動画を充実させる
内観・外観・商品・スタッフなど、ユーザーが来店をイメージしやすい写真を掲載。 - サービス・メニュー情報を登録
飲食店ならメニュー、クリニックなら診療科目など、詳細情報を盛り込む。
基本情報は最低限入力しておきましょう。
間違った情報の掲載は、集客の機会損失につながるだけでなく、ビジネス自体の信用を損ないます。

【差をつける】MEO対策の応用テクニック
基本が整ったら、次は応用的な施策に取り組みましょう。
- 口コミ戦略
自然にレビューを集める仕組みを構築し、返信は真摯な姿勢で丁寧に行いましょう。ポジティブな印象を残すことで他ユーザーの来店意欲を高めます。口コミ促進のために、店舗に口コミ投稿用のQRコードを設置しましょう。 - 投稿機能の活用
最新情報やイベント、キャンペーンを定期的に投稿。鮮度のあるページは評価も高まりやすいです。ただ、同じ情報を繰り返し投稿するのはNGです。 - NAP情報の統一
Name(店舗名)、Address(住所)、Phone(電話番号)をWebサイトやSNS、地域ポータルと一致させる。整合性がSEO/MEO両方にプラスになります。 - 多言語対応
外国からのお客さんがいる場合には、多言語チェックも実施しましょう。基本的な内容は自動翻訳ですが、ビジネス名などは要確認で、一部のメニューは翻訳されない仕様のようです。※確認する場合には、Googleマップの言語を変更する必要があります。 - サイテーションの管理
SNSなどを活用している場合には、サイテーション(リンクなしの言及)なども考えていきましょう。例えば、SNS上で「〇〇駅 トンカツ 店舗名」などでの言及が多ければ、「この店は〇〇駅で人気のトンカツ屋なのか」と認識される可能性が高まります。
時々、「口コミを書いてくれたら割引券をあげます」とお客に言っている店舗がありますが、Googleの規約的にアウトで、バレるとアカウント停止のリスクもあります。
下記記事にも書きましたが、サクラレビューには良いことがないのでやめましょう。

ビジネスプロフィールに表示される画像については、検索キーワードによって変化するので、飲食店などは様々なメニューの写真を掲載するのがオススメです。
MEO対策の費用と相場

基本的な項目を埋めるのはそこまで手間ではないので、ご自身でやっても良いと思います。
余裕がなかっり、本格的にMEO対策に取り組んだりしたい場合には、外部への依頼を検討しましょう。
- 自分で行う場合:基本無料。Googleビジネスプロフィールの登録も無料。
- 代理店に依頼する場合:月額3万〜10万円が相場。
- 成果報酬型:順位保証型サービスもあるが、契約条件や不自然な手法に注意。サクラレビューなどを大量に投稿し、ペナルティを受ける可能性もある。
MEO対策まとめ
マップアプリを使って店舗を探す人たちが増えた現在、MEO対策は店舗ビジネスにとって必須の施策です。
うまく活用できれば、大きな集客効果が期待できます。
- 基本:Googleビジネスプロフィールの基本項目の整備
- 応用:口コミ戦略・投稿・サイテーションの管理
- 補足:AppleマップやYahoo!プレイスにも対応しておくと安心

