「なかなか記事が反映されない…」
Webサイトの運営でよくある悩みのひとつが、記事公開後のインデックス反映の遅さです。
新しい記事を書いたり、古い記事を更新しても、検索結果に反映されるまでに時間がかかることがあります。
そんな課題を解決するのが、IndexNow というインデックス通知プロトコルです。
この記事では、IndexNowの設定方法と料金を、WordPress環境での導入方法を交えて詳しく解説します。
IndexNowとは?

IndexNowは、Webサイトの更新・追加・削除を検索エンジンに即時通知できる仕組みです。
従来は検索エンジンのクローラーがサイトを巡回してページを発見していましたが、IndexNowではサイト側から直接「このURLが更新されました」と伝えることができます。
対応検索エンジン
- Microsoft Bing
- Yandex
従来のクロールとの違い
| 項目 | 従来のクロール | IndexNow |
|---|---|---|
| ページ発見 | クローラーの巡回待ち | サイトから即通知 |
| 反映速度 | 数日〜数週間 | 数分〜数時間 |
| サーバー負荷 | 頻繁なアクセスで負荷増 | 通知型で軽減 |
設定する意味

- インデックス速度の向上
新しいコンテンツや更新情報が早く検索結果に反映されます。 - 更新や削除の反映精度アップ
古い情報が残りにくくなります。 - サーバー負荷の軽減
クローラーの巡回頻度が減るため、サーバーへの負担が軽くなります。
運営者側としては、基本的にメリットしかないと思います。
ただ、
- Googleが対応していない
- インデックス保証ではない
という点は理解しておく必要があります。
料金

IndexNowは完全無料です。
プロトコル利用料や公式WordPressプラグインも無料で使えます。
ご自身で設定できないケースもあると思うので、その場合はウェブ制作会社などに代行費用を支払う必要があるかもしれません。
WordPressでの設定方法(IndexNow公式プラグイン)
WordPressでは、Microsoft公式のIndexNow Plugin for WordPressを使うのが簡単です。
STEP1:プラグインのインストール
- 管理画面 → プラグイン → 新規追加
- 「IndexNow」で検索
- 「IndexNow Plugin for WordPress」をインストール&有効化
STEP2:APIキーの発行
- 設定画面から自動生成が可能
- または手動で作成し、サイトルートにアップロード
Bing Webマスターツールに登録している場合は、左側メニューにIndexNowという項目があると思います。
IndexNowを選択すると、「GetStart」という画面に遷移すると思います。
そのページの下部に、APIキーの発行箇所があるので、そこから発行することもできます。
【その場合の手順】
- BingWebマスターツールのIndexNowのページから、APIキーを発行、ダウンロード
- FTPソフトを使って、ダウンロードしたAPIキーのファイルをサイトのルートにアップロード

STEP3:動作確認
基本的には自動送信になっていると思いますが、WordPressの管理画面内、IndexNowプラグインの中から、個別にURLを送信することもできます。
- プラグインの送信履歴でステータス「Success」を確認
- Bing Webmaster ToolsのURL検査で反映状況をチェック
問題なく連携できていると、先ほど「Get Start」と表示されていたBingWebマスターツール内の「IndexNow」メニュー内で、送信履歴をチェックすることができます。
ここまで確認できたら、
設定完了です。
活用のコツ

実際の活用方法についても書いておきます。
更新頻度の高いサイトでとくに効果的
IndexNowは、新規ページの追加や更新を即時通知できるため、更新頻度が高いサイトほど効果を実感しやすいです。
具体的には次のようなジャンルが向いています。
- ニュースサイト:速報性が命のため、インデックスの早さがアクセス数に直結します。
- ECサイト:新商品ページや価格変更ページを早く反映でき、競合より先に検索結果に載せられる可能性があります。
- 求人サイト:募集情報は鮮度が重要。更新後すぐに検索結果に反映されることで応募機会を逃しにくくなります。
とくにGoogle以外からのアクセス(Bingなど)も流入経路として重視する場合、IndexNowの恩恵は大きいです。
ただ、逆に言うと、あまり更新頻度が高くないサイトでは、効果が薄いです。
サイトマップ送信と併用すると安定性が増す
IndexNowは即時通知に優れていますが、「通知したけど検索エンジン側で取りこぼしが起きる」可能性はゼロではありません。
そこで、Search Console(Google)やBing Webmaster Toolsにサイトマップを登録しておくことで、通知漏れをカバーできます。
- 役割分担のイメージ
- IndexNow → 更新があったURLを即時通知(スピード重視)
- サイトマップ → 全ページのURLを一覧で送信(網羅性重視)
これにより、更新直後のスピード感と、長期的なインデックス安定性の両立が可能になります。

通知後もインデックス状況を定期チェック
通知を送っただけで安心してしまうのは危険です。
検索エンジンは送られたURLを必ずインデックスするわけではなく、コンテンツ品質・内部リンク構造・クロール予算などの条件によって判断します。
- チェック方法
- Bing Webmaster Toolsの「URL検査」で通知したURLを確認
- site:検索(例:site:example.com/your-page)で実際の検索結果に出ているか確認
- 定期的に送信履歴と照らし合わせて反映状況を分析
- 改善アクション
- インデックスされないページは、内部リンクを増やす
- コンテンツをリライトして品質を向上
- 重複や低品質ページはnoindex設定することでクロール効率を改善
まとめ
IndexNowについては以上です。
無料で導入でき、記事のインデックス速度を上げられる可能性があるため、とくに更新頻度の高いサイトでは導入メリットが大きいです。
- 料金:無料
- 設定方法:公式プラグインで数分
- 注意点:対応検索エンジンとインデックス保証がされていない点
WordPressユーザーなら、まずはプラグインを入れて効果を確認してみる価値があります。
数分で設定が完了するので、気になった方はぜひ試してみてください。

