SEO対策を外注する場合にかかる費用【契約の注意点もあり】

新人Web担当

SEO対策を外注したら費用はどのくらいかかりますか?

青山

現役でSEO対策の仕事をしている私が、外注する際の注意点を含めてお答えします。

目次

SEO対策を外注する場合の費用

SEO対策を外注する場合の費用は、月額数千円〜100万円くらいまで幅広いです。

「地域名+SEO対策」などで実際に検索してみればお分かりになると思いますが、「こんなに安くて本当に効果あるの?」というものから、「大企業じゃなきゃ払えないだろうな」と思うものまで、幅広く存在します。

これは言ってみれば、
あなたの予算に合ったプランを見つけることが可能ということです。

あなたがSEO対策に対して月に支払える費用が5,000円であれば、5,000円でSEO対策を行うことができます。100万円支払えるというなら、100万円でSEO対策を行うこともできます。

でもなぜ、同じSEO対策なのに、会社によって費用に大きな違いがあるのでしょうか?

その辺のところを少しご説明していきます。

大きく分けて2種類のプランがある

SEO対策の費用タイプには大きく分けて2種類あります。

  • 順位にかかわらず月額費用が必ず発生するタイプ
  • 成果が出たら費用が発生するタイプ

月額費用が発生するタイプ

一つは順位にかかわらず費用が発生するタイプです。

順位が全く変わらなくても、むしろ下がったとしても、月額費用が発生します。これだけ書くと詐欺みたいな話ですが、そんなことはありません。

順位にかかわらず費用が発生するタイプが月額費用を請求する根拠は、実際に行った行為にあるためです。

つまり、「記事を書いたりシステム改修したりした分の費用をもらいますよ」ということです。コンサルティングだけの場合は、コンサルティング費用としての請求になります。

成果が出たら費用が発生するタイプ

もう一つは、
成果が出たら費用が発生するタイプです。

成果報酬型のSEO対策プランです。

「成果が出なかったら支払わなくていいんだから、リスク低くない?」と思うかもしれません。

私は必ずしもそうは思いません。

成果報酬型のタイプは、
一見するとリスクが低いように思えます。

ですので「ちょっと試しにやってみるか」となるケースも多いでしょう。

ですがまず前提として、
SEO対策というのは必ず上位表示させることは不可能です。

業界歴の長いSEO会社が死力を尽くして頑張っても、必ず上位表示させるというのは無理です。

一方で、そこまで深く考えずにSEO対策を行った場合でも、上位表示できることもあります。つまりたまたま上位表示できた、というケースです。

成果報酬型のタイプの会社が必ずそうということではないですが、こう考えたらどうでしょう?

敷居を下げて申し込みをしてもらって、その中からたまたま上位表示できた企業から成果報酬をもらう。

仮に全く結果が出なくても、「その代わりお金もらってませんからね」と主張できます。

また、一時的にでも上位表示されたら「約束通り上位表示されました」と強引に主張するケースもあるかもしれません。

少しネガティブに考え過ぎかもしれませんが、「リスクが低いということの意味」を考えていただくためにあえて書きました。

SEO対策にも種類がある

SEO対策の内容にもいくつか種類があります。

  • 内部SEO対策中心
  • 外部SEO対策中心
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内部SEO対策中心のプラン

内部SEO対策を得意とするSEO会社は、コンテンツを制作したり、Webサイト内部の調整によって順位アップを狙います。

内部SEO対策の重要性が認識されるようになってきたのは、Googleが不自然なリンクにペナルティを与えるようになったあたりからです。

内部SEO対策をメインにしたSEO対策では、記事の更新やWebサイト内部のタグ調整などによって手堅く順位アップを目指します。ですのでペナルティを課されるリスクは比較的低いです。

ですが手堅い分、
短期間での劇的な順位アップは狙えない可能性があります。

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外部SEO対策中心のプラン

外部SEO対策は、
被リンクによって順位アップを狙います。

Googleは不自然なリンクのあるWebサイトにペナルティを与えるので、リスクの高いSEO対策になります。

実際に私の知る限りでも、SEO会社に貼られたリンクによってサイトが検索結果に表示されなくなった例はいくつかあります。

リスクの高い対策ですが、
需要があり、そして効果があることも事実です。

被リンクの効果は以前と比べて下がったと言われていますが、それでも十分効果のある施策であることは間違いないです。

また、被リンクは自力で獲得するのは結構難しいです。そのため、SEO会社に依頼する企業は後を断ちません。

SEO対策を外注する場合の注意点

SEO対策を外注する際の注意点を書いておきます。

詐欺っぽい業者も多いので注意

あなたのもとにも「うちでSEOやりませんか?」という営業電話や営業メールがたくさん届いているかもしれません。

彼らは「絶対順位あげます」とか「簡単に1位とれます」とか言ったりするかもしれませんが、そういった言葉を真に受けると、あとあとトラブルになりかねません。

SEO対策の力を信じるのは大切なことですが、営業マンを信じすぎるのはどうかと思います。

あからさまな詐欺業者いないかもしれませんが、変なリンクを貼り付けたり、ペナルティをかけられる可能性の高いスパムまがいの施策を行ったり、そういう業者は存在します。気をつけましょう。

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費用が高いからといって必ずしも効果が出やすいわけではない

SEO対策の費用は格安から高額まで幅広いということは冒頭で述べました。

「やっぱり高い方が上位表示しやすいのだろうか?」と思ったかもしれません。

必ずしもそうではないです。

SEOには変数が多い、
つまりわからないことが多いからです。

そのため、格安のSEO対策が行った施策がヒットすることもあれば、高額なSEO対策会社が行った施策が失敗することもあります。費用の高さは会社のブランドや対応力なども含んでいます。

たとえば、
費用に違いがでる要素は以下です。

  • リンクの質や量
  • コンテンツ記事の質や量
  • 上位表示の実績数(ブランド)
  • 改修作業の有無(提案のみ行い、「実装は自分でやってね」というパターンも多い)
  • コンサルティングの有無

SEO対策を外注するなら契約書のチェックは必須

SEO対策をSEO会社に依頼する際は、
契約書のチェクが必須です。

何かトラブルがあった時に「知らなかった」と言っても遅いからです。

最低限確認しておきたい点は以下です。

  • 契約期間(解約しようとしても「一年は解約できない」というケースはあります。)
  • 契約終了時のこと(契約終了と同時にリンクを外すなど)
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自分でSEO対策を行えば費用はおさえられる

ここまでSEO対策を外注する場合について書いてきましたが、SEO対策は自分で行うこともできます。

自分で行えば場合によっては費用も発生しません。

自分で行うという選択肢も持っておきましょう。

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まとめ

SEO対策の費用については以上です。SEO対策を外注する場合のご参考になれば幸いです。

SEO対策はうまくヒットすれば大きく売上を伸ばせるマーケティング施策です。ですが一方で、失敗すると逆効果にさえなってしまう可能性もあります。

営業マンの言葉を真に受けるのではなく、事前に相場やSEO対策の種類を理解して対等な立場で話を聞きましょう。

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